食用小人として女の子に食べられる話(男性視点・サンプル)

fantiaの500円プラン作品2021年10月号その4のサンプルとなります。
本投稿では作品内から一部分を抜粋しています。
https://fantia.jp/posts/951223

「俺が……小人?」
 そう言いながら、少女は俺を掴み外の世界へと連れ出す。
「食用に育てられた、栄養たっぷりの小人さん」
「なんのことかわからない? 自分は人間だって?」
「そんな馬鹿なことがあるか! 俺は……人間だぞ!!」
「なんのことかわからない? 自分は人間だって? うーん、困ったなあ。そういうことも、あるのかなあ」
 少女の言葉が真実なら、俺は「食用小人」とやらで買われたらしい。つまり、ここから逃げなければ俺は捕食される!
 抵抗に意味があるのかはわからないが、少女の手の中で暴れだす。
「あっ、小人さん。暴れちゃ駄目!」
「ぐうっ!」
 しかし、それは結果として俺を苦しめるだけだった。少女は軽く握ったつもりなのだろうが、俺にとっては万力の如き圧迫だ。それが、襲いかかる。
「もう、貴方は私に食べられるんだから、大人しくしてね」

 そして、少女は俺を彼女の口元に寄せ。
「今度こそ、頂きまあす」
 開き、中に放り込まれ……閉じられた。幼い少女の口内に、閉じ込められた。
「助けてくれ! 俺を食べないでくれ!!」
 内側に閉じ込められてもなお懇願を諦めないが、少女の舌という肉厚の大蛇は無慈悲にも俺を舐め回す。
 ときにはぐるぐる巻きに締め付け、あるときは口蓋へと押し付けられる。そして、またあるときは俺の股間の肉棒を、ぬらぬらと生暖かい汁とともに責め立てる。
 苦痛と快楽。その両方によって弄ばれた俺は、生命の危機であるにも関わらず……あるいは、危機的状況だからこそか、果ててしまう。
「小人さんの、味、美味しいなあ」
 口内に、少女からしてみればわずかに放出された精子は無残にも喉の奥へと運ばれていった。俺も、すぐにその仲間になってしまうのだろうか。
「出して、くれえ……」
「え、出してくれって?」
 少女がしゃべるたびに唇は開き、口内に光が差し込む。
「だあめ。言ったでしょ、貴方は私に食べられるんだって」
 だが当然といえば当然だろう。捕食者が食べ物を吐き出す道理などはない。
「それじゃあ、お腹の中に招待するね」
 そして、「ゴクリ」と喉を鳴らす音とともに俺は奈落へと叩き落された。
 酸っぱい臭い、心臓の音……ドロドロとした、液体の海。
 暗闇で視界は開けないが、劣悪な環境はここが少女の胃袋であることを如実に語っている。
「私の胃の中へいらっしゃい」
 その推測は残念ながら正解だった。
「出して、出してくれ!! 俺は死にたくない!!」
 刺激を与えれば、吐き出してもらえないだろうか。淡い期待を持って胃壁を叩くが、遥かなる巨人の彼女には通用しない。
「あ、胃壁が叩かれてる。かわいいー。でも無駄だよ。そんな力じゃ吐き出さないもんねー」
 いたずらっぽい口調だ。だが、俺にとってはいたずらでは済まされない。
「けぷっ」
 一瞬、胃袋の中の空気が吐き出され、それとともに圧縮された胃袋が、内包物とともに俺を締め付ける。
「ぐへっ!」
「それに、溶ける心配はしなくていいよ」
 心配、しなくていい……?
「貴方は食用小人。生きて腸まで届く加工品。胃液にも、腸液でも死なない身体なんだよ」
 たしかに、胃液に包まれても一切溶けることはなかった。彼女の言葉は本当なのだろう。

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