fantiaの500円プラン作品2023年5月号その2のサンプルとなります。
本投稿では作品内から一部分を抜粋しています。
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僕の通う高校、月経館学院には変わった校則がある。
それは男子生徒は月に一度、パートナーとして指定された女子生徒の「女の子がかり」になるというものだ。
もっとも、僕自身は1年生の7月になっても「女の子がかり」の役目が回ってきたことはないのだが……。
「女の子がかり」は男子生徒側の都合で左右されることはなく、一方で女子生徒側の都合によってはタイミングがズレたり、あるいは免除されることもある。
これがなにを意味するのかは、今の僕にはわからない。他の男子生徒たちからは羨ましがられたり「覚悟しとけよ」などの言葉が聞こえているのだけれど……。
ともあれ、僕の「女の子がかり」体験は他の生徒からだいぶ遅れて、8月半ばになってからのものとなった。
本来この時期は夏休みで、学校には部活動など以外で立ち入ることはない。
だが、僕は運悪く「女の子がかり」のために学校に来る羽目になった。もっとも、それはパートナーである八幡梢(やはたこずえ)さんも同様なのだが。
朝8時に訪れる月経館学院の保健室。ここが「女の子がかり」の作業を行う場所だ。ここは生徒たちの健康を管理する都合上衛生的な場所のはずだ。
しかし、「女の子がかり」とやらの都合だろうか。どこか異臭……鉄さびた臭いが隠しきれていない。
「こんにちは、天野史郎(あまのしろう)です。今日はよろしくお願いします」
「こんにちは、八幡梢です。よろしくね、史郎くん」
「ふたりとも、はじめてなんだってね。緊張しないで、リラックスしてね」
保険医の先生が丸椅子に座るよう促して僕たちを歓迎する。
横には梢さんが座る形で先生と対面する。
ふと横を見ると、まだあどけない面立ちの梢さんが、どこか苦しそうな表情を見せている。
その苦痛を表すように、肩まで下ろしているおさげは不安定に揺れている。
「どうしたの、梢さん。大丈夫?」
「だ、大丈夫……」
「無理はしないほうがいいわよ。史郎くんも困ることになるだろうし」
「?」
どうして梢さんの無理が、僕にとって困ることになるのだろうか。
「史郎くんにとってもはじめてのことで困惑してるみたいだから、女の子がかりについて説明するわね」
「あ、はい」
「女の子がかりっていうのは、男性が女性をより良く理解するために作られた校則なの」
「それは聞いたことがあります。でも、具体的な内容はまだで……」
「そうね。これは女の子にとってはかなり繊細なことだから、女の子側の準備ができてから話すようにしてるのよ」
今話すということは、梢ちゃんの準備ができたということなのだろう。
「女の人はね、月に一回月経っていうのが来るのよ。保険で習ったかしら?」
生理、そういえば中学のときに授業で聞いたような気がする。
「月経っていうのは女の子の大切な場所から血が出るのよ」
それを聞いて、梢さんの顔を見る。彼女が苦しそうにしていたのは、そういうことなのだろうか。
「…………」
「おっと、史郎くん。それを直接聞いちゃだめよ。さっきも言った通り、これは繊細なことだからね」
「す、すみません」
「はじめてだし、突然のことだからしょうがないけどね。とにかく、個人差はあるけれど月経は女の人にとっては大変な出来事なの」
「もしかして、それを男子にも知ってもらうのが女の子がかりの目的でしょうか?」
「そのとおりよ」
「でも、どうやって?」
「ふふ、最新技術のお陰でとってもわかりやすい方法があるのよ」
そう言うと、先生は戸棚から派手な銃……一見すると玩具のようなものを取り出した。
これはニュースで見たことがある。たしか、女性が犯罪者から身を守るために作られた防犯グッズだ。名前は……。
「縮小銃、ですか?」
僕の代わりに口を開いたのは、梢さんだ。
「そう、縮小銃。これを史郎くんに向かって……!」
いい切る前に、先生の指は銃の引き金を引き僕の視界を白く染める。
次に見えた世界は、それまでとはまるで違うものだった。
「そんな、みんなが大きく……!?」
正面には、崖の向こうに巨大な白い壁。左隣には、やはり崖の向こうに今度は紺色の壁。
そして、僕が転がった大地は緑色でツルツルしている。
上を見上げると、巨大な2つの顔がこちらを見下ろしている。
縮小銃を撃った先生はニヤリと、一方で梢さんは驚いたような顔で見ている。
「違うよ、史郎くんがなったんだよ!」
梢さんはこちらを訂正する。
そう、縮小銃は撃たれた人間を小さくする機能が備わっているのだ。
「史郎くんたち男子生徒はね、女の子がかりの日にはある道具の代わりを体験してもらうのよ」
「道具の代わり、ですか?」
「そう。こういうのなんだけど……」
先生は今度は戸棚から小さな……しかし今の僕にとってはビルほどにも大きな筒を取り出す。
先程と大差ない行動のはずが、巨大な世界ではダイナミックだ。
「あ、それって……」
梢さんが反応する。僕には見覚えのないものだが、彼女には心当たりがあったようだ。
「そう、タンポンよ」
「タンポン?」
「タンポンはね、女の人の大切なアソコに入れて使うのよ」
「入れて使う?」
「これは筒を引き抜くと綿が出てきて、生理の経血を吸収してくれるの」
女の人にはそういう道具が必要なのか……。
「まさか、僕はそのタンポンの代わりになれっていうことですか?」
「そのまさかよ。そのために小さくなってもらったのよ」
「史郎くんが、私の中に?」
梢さんが恥ずかしそうに言う。
そう、タンポンが女の人のアソコに入れて使うものなら、僕は梢さんのアソコ……つまり、いわゆるおマンコに入らないといけないはずだ。
「梢さんも、史郎くんが頑張らないといけないんだから我慢してちょうだいね」
先生は梢さんを納得させようとするが、そんな言葉で受け入れられるのだろうか?
「わ、わかりました……」
そういえば彼女は押しの弱い性格だった……。
「ところで僕はどれくらいタンポンの代わりになればいいんでしょうか?」
「そうね。タンポン1回分……つまり6時間くらいね」
「6時間……」
女の人のアソコの中、それも生理の最中という環境がどれほどのものかはまだ想像ができない。
しかし、それだけの時間を耐えなければいけないということだけはわかった。
「じゃあ、2時頃になったらまたここに来ればいいんですね?」
「そうよ。それじゃあ史郎くんを入れましょうね」
諸々の確認を終えると梢さんはスカートも、その内側に履いていた薄桃色のショーツも脱いで籠に入れてしまった。
本来タンポンはここまで脱いで挿入する必要はないそうだが、ここでは先生の指導も必要なためわざわざ脱ぐらしい。
一方で僕は全裸になり、腰に紐を巻き付けられている。これは膣から回収するために必要な処置らしい。
僕の目の前には、上半身は紺色のセーラー服を着たまま下半身が産まれたままの梢さんが丸椅子に座ってこちらを向いている。
「それじゃあ史郎くん、失礼します」
梢さんは片方の手でアソコを開き、もう片方の手で僕を摘んだ。
その指は細く運び方は慎重だが、しかしやはり今の僕にとっては巨木のような指で運び方もダイナミックに感じられてしまう。
僕の視界はどんどん梢さんのアソコで埋め尽くされていく。
同時に、血のエグい臭いも鼻を刺激してくる。
梢さんのアソコは、内側から流れる経血で血まみれになっていたのだ。